
住宅価格が高い時代、賃貸と購入はどちらがよい? 住まい選びで考えたいこと
住宅価格の上昇が続くなか、マイホームを購入するか、賃貸住宅に住み続けるかで迷う方もいるのではないでしょうか。
2026年10月9日の日経新聞では、東京23区の新築戸建住宅が9,000万円台という高い価格水準にあることや、賃貸住宅を選ぶ人の動きが紹介されました。
住宅を購入することにはメリットがありますが、必ずしもすべての人にとって購入が正解とは限りません。
大切なのは、住宅価格のニュースだけで判断せず、自分の暮らし方に合った選択をすることです。
────────────
賃貸住宅には「住み替えやすさ」というメリットがある
賃貸住宅のメリットの一つは、生活環境が変わったときに住み替えやすいことです。
例えば、
転勤や転職の可能性がある。
将来住みたい地域が変わるかもしれない。
家族構成が変化する可能性がある。
といった場合には、賃貸住宅が適していることもあります。
一方で、家賃の支払いが続くことや、希望する住まいに長く住めるとは限らないことなども考える必要があります。
賃貸住宅は、単に購入できない人が選ぶ住まい方ではありません。
────────────
住宅購入には「自分の住まいを持つ」というメリットがある
住宅を購入すれば、自分の所有する住まいとして長期間利用できます。
戸建住宅であれば、法令や建物の条件などの範囲内で、自分の希望に合わせてリフォームすることもできます。
また、住宅ローンを完済すれば、毎月のローン返済はなくなります。
ただし、住宅を所有すれば、固定資産税や修繕費などの負担が生じます。
マンションの場合には、管理費や修繕積立金なども必要です。
「家賃と住宅ローンの返済額が同じだから購入した方が得」と単純に判断できるものではありません。
────────────
何年間住む予定なのかも判断材料に
賃貸と購入を比較するときには、今後どの程度の期間、その地域に住む予定なのかも考えたいところです。
短期間で転居する可能性が高い場合、住宅購入時の諸費用や将来の売却費用が負担になることがあります。
反対に、長期間同じ地域で暮らす予定であれば、住宅購入が選択肢になりやすいでしょう。
ただし、長く住めば必ず購入が有利になるというわけではありません。
住宅価格、家賃、住宅ローン金利、維持費などによって結果は変わります。
────────────
東松山市・比企郡で住宅購入を考える場合にも
東京23区と東松山市・比企郡では、住宅価格や住環境が異なります。
比較的広い土地や戸建住宅を検討できる地域もありますが、購入価格だけで住まいを決めることはおすすめできません。
通勤時間。
買い物や医療機関へのアクセス。
自動車の必要性。
将来の生活環境。
なども含めて考えることが大切です。
特に、現在は賃貸住宅に住んでいて、これから戸建住宅の購入を考える方は、**「家を買うこと」だけでなく「その地域でどのような生活を送るか」**を具体的に考えてみてはいかがでしょうか。
────────────
「買えるから買う」ではなく「買いたい理由があるか」
FFP不動産コンサルティング株式会社では、東松山市・比企郡を中心に埼玉県内・東京都内で、新築戸建、中古戸建、土地、マンションなどの購入相談を承っています。
住宅価格が上昇しているというニュースを見ると、「今のうちに買わなければ」と感じる方もいるかもしれません。
しかし、住宅価格や金利が今後どのように動くかを正確に予測することはできません。
賃貸住宅で暮らし続けることにも、住宅を購入することにも、それぞれメリットと注意点があります。
「住宅を購入できるか」だけではなく、「なぜ住宅を購入したいのか」。
その理由を整理してから住まい探しを始めることが、納得できる住宅購入につながるのではないでしょうか。
※本コラムは賃貸住宅と住宅購入について一般的な情報をご紹介するものです。実際の費用負担や適切な住まい方は、家族構成、収入、住宅価格、家賃、住宅ローン条件、居住予定期間等によって異なります。
監修・執筆:FFP不動産コンサルティング
代表 藤本 元純
